自動運転・モビリティサービスで未来はどう変わるか。

NEWS新着情報

2019/10/1
第5回懇談会を開催しました
2019/8/21
第4回懇談会を開催しました
2019/7/2
「自動運転・モビリティサービスで未来はどう変わるのか」メディアカンファレンスを開催しました
2019/6/5
第3回懇談会を開催しました
2019/3/28
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2019/1/25
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PURPOSE開催目的

自動運転・モビリティサービスで未来はどう変わるか。

自動運転・モビリティサービスで未来はどう変わるか。

現在、自動車の自動運転の実用化に向けた技術開発が活発に進められており、自動運転が社会に導入されることによる交通や社会全体の変革への期待が高まっています。

こうした中、自動運転が社会に導入された場合のクルマ利用者や自動車交通を利用する地域や産業視点での影響について、的確な分析を行い、将来の地域、経済への効果を明らかにすることが重要です。

以上より、本懇談会は、自動運転に関する次の事項を分析・議論し、自動運転が社会にもたらす影響について世論を喚起することを目的として、設置しました。

  • 交通量等道路交通に関する影響
  • 市民の日常生活や観光や商工業など地域産業等への影響
  • 自動運転サービスが効果を最大限発揮するための条件

GREETING代表挨拶

岸 博幸 慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授
懇談会 座長

変化の大きな時代に、自動運転は社会に対してどのようなインパクトを与えるのか。そのために政府は何をすべきか。少し先の未来を、いま考えることが必要です。

2020年代の早い段階で完全な自動運転が実現するかのような報道を目にすることが多いですが、現実にはそれは困難です。ただ、2030年には自動運転がある程度普及し、同時に高齢化と人口減少も進んでいるので、日常生活の中で自動車の役割が大きな地方都市では、若年層に加え、ますます多くの高齢者層が自動車を利用するようになるかもしれません。自動運転が、人々の自動車利用のモチベーションを変える可能性が高いのです。

実際、既に高度経済成長期に造成されたニュータウンなどでは、居住者の高齢化が進む一方で地域生活の足となる路線バスが廃止されて、日々の買い物に行けないという人が出てきています。地方都市ほど新しく開発されたエリアと昔からあるエリアで、問題意識も異なります。こういった様々な問題や課題に対して、年代やエリアによって違うニーズをどう反映できるかどうかが課題だと考えています。

すでにこの数十年間で人間の価値観は大きく変化しています。例えば、コンビニエンスストアの普及で、これまでスーパーで安く買うのが当たり前だったものを定価で買うことを厭わないのは、人が価格の安さより利便性を優先し出したからです。自動運転が普及することで、この例と同様に、移動に対する人々の価値観が大きく変わることが考えられます。

ただ、自動運転が真に社会の役に立つようにするには、単に技術の進歩や実装のみならず、人々の意識、そして何より様々な制度や規制のあり方も変わっていかなければなりません。そこで、このような時代の転換点に置かれている中で、自動運転が実現することでどのような効果や影響が考えられるか、またそのような効果が今後発現されるためにはどのようなことを考えていかなければならないのかについて当懇談会にて広く議論し、皆様に発信していきたいと考えています。